最近、街のいたる所に防犯カメラが設置してあるという話を耳にします。ニュースでも、東京など大都市圏では犯罪防止に一役買ってくれていると報道されたことがありました。欧米諸国ではすでに色々な場所にカメラが設置してあり、往来で喧嘩やトラブル、あるいは犯罪が起こった場合に絶大な効力を発揮しているそうです。
しかしその一方で、市民の中には「国にふだんの生活が監視されている」と感じる人も少なくはないようです。確かに、防犯カメラには往来を行き来する無数の人の顔や服装が映り込み、それらは消去されるまでの長い期間保存、監視する側に何度も確認されるわけで、何度も同じ服装で映りこんだ場合個人として覚えられてしまうことも考えられるかもしれません。
こういったプライバシーの問題もありますので、安易に日本中に監視カメラはつけられるべきではないと思うのですが、それでもやはり「いたずら」が「犯罪」に悪い意味で昇華されてしまうのを防ぐには、無人の場所に「目」があることが重要です。東京都葛飾区にある、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」というまんが作品のキャラクターの像が以前、とある泥酔状態の男性によって壊される事件がありました。カメラがついていない場所での犯行だったため、折られた部分は川に捨てられ、捜索しても見つかっていないとのこと。このように、犯罪やトラブルが起きた場合には必ず後から捜索をしなければならなくなるのですが、その際にカメラに証拠や手がかりがあれば捜査の手間も省け、効率化に繋がります。犯罪の起きやすい場所に適切に防犯カメラを設置してあることが最も重要で、ひいては街の安全を守る役割を果たしてくれるのではないでしょうか。